自然体で温かい人柄の奥に信念を感じるのが、贈り物家具 みはたやの御幡圭輔さん。
あくまで自分が楽しいと思えること、おもしろいと思えるものを軸に、下積み含め十数年、木の家具をつくり続けています。
特別、素材にこだわってきたわけではないという御幡さんは、木以外の素材でさえも柔軟に取り入れて活用します。
その一方で、どんなに売れるとしても、楽しくなかったらつくらないというポリシーも明確です。
杉を使った作品も増えていますが、それは杉を使って山を良くしたいと思っているところにお世話になっているからと、あくまで自然体で、嘘がありません。
自分の楽しめることに真剣に取り組むなかで、木との関わりが生まれ、多様な人とのつながりが生まれる。
そうして広がったつながりの先に、森がある。
そんな自然体の関わりに、じつは大きな意味がありそうです。